Kobushi trackviewer v1.0.1

先日公開したKobushi trackviewerについて、細かい部分を修正したversion 1.0.1をリリースしました。

https://github.com/konawasabi/kobushi-trackviewer

このバージョンでは、線路断面図・縦断面図のレイアウトを見直し、ウィンドウサイズを少し小さく(面積比で0.8倍)するとともに、ウィンドウのリサイズに対応しました。また、リファレンスにいくつかの補足事項を追加しました。基本的な機能はversion 1.0 と全く同一です。

アップデートする場合は、pip install -U kobushi-trackviewer を実行してください。

Python本体のインストールについて

Kobushi trackviewerを実行するにはPython3をあらかじめインストールする必要がありますが、この際インストーラ上でAdd Python 3.x to PATH というチェックボックスを必ず選択してください(下記スクリーンショット参照)。選択しなかった場合、Powershell上でpythonに関係するコマンド(pip, python etc.)が実行できなくなってしまいます。

Pythonインストール時にAdd Python 3.x to PATH を必ずチェック

Pythonのインストール時にAdd Python 3.x to PATHを選択していなかった場合は、インストーラをもう一度実行し、Modify → Advanced Optionsを開いてAdd Python to environment variables にチェックを入れ、Installを実行してください。その後、Powershellを再起動して必要なコマンドを実行すれば上手くいくはずです。

Kobushi trackviewer 公開

BVE Trainsim 5/6 のマップファイルから、線路平面図・線路縦断面図を作成するPython スクリプトを公開しました。インストール方法、使用方法は以下のリンクを参照してください。

動かすためには、最新のPython3をあらかじめインストールする必要があります。

https://github.com/konawasabi/kobushi-trackviewer

JR内房線マップを読み込んだ場合のスクリーンショットです。

JR 内房線、全区間表示例
JR内房線、千葉駅表示例

名前の由来

BVE5の相対半径に関する考察(その1)

BVE Trainsimの路線マップ作成時に出てくる「相対半径」について、いくつかの配線パターンに対する振る舞いを考えてみました。筆者の数学力はとても褒められたものではないゆえ、厳密さに欠けた部分が多々あるとは思いますが、大目に見ていただければと思います。

注意:本稿は筆者が独自に考察したものであり、BVE Trainsimの公式見解ではありません。本稿の内容に関して、他の方に問い合わせることはご遠慮ください。また、本稿の内容について筆者はいかなる保証もいたしかねますので、あらかじめご承知下さい。

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